『秋来ぬと目にはさやかに見えねども風の音にぞおどろかれぬる』…これは百人一首にもある新古今和歌集の一句で「(立秋の日になっても)秋が来たとはっきりと目にはみえないけれど、風の気配で(秋の到来に)ハッと気づきました」という意味です。立秋は秋の始まる日…夏の暑さが極まり、秋に向けて季節が移り変わり始める日のことです。すなわち暦の上では立秋が暑さのピークとされ、翌日からの暑さが『残暑』となります。しかし『災害級の暑さ』という言葉が日常用語となり、最高気温を毎年のように更新する現代では9月はもはや「初秋」とも言えませんね。実際、今年の6月~8月の平均気温は例年より2.3℃も高く、記録を更新しました。それでも秋を感じるのは「風の音」よりも「味覚」…9月になると梨やぶどうを味わえ、そして柿の木やカリンの木にはもう青い実が大きくなって本格的な秋を待っているようです。
9月は通常に診療いたします。
開院以来、実施しておりましたレーザー治療(シミ、シワ、脱毛治療)は、諸事情から終了させていただきました。
誠に申し訳ございません。
東京都豊島区にある、ちとせばし皮膚科・形成外科は、JR「目白駅」「池袋駅」、副都心線「雑司が谷駅」、都電「鬼子母神前駅」のすべての駅から徒歩でご来院いただけます。
当医院では、湿疹、アトピー性皮膚炎、ニキビ等の一般的な皮膚科治療をはじめ、ほくろ等の皮膚腫瘍やケガに対し、手術治療を行っております。
スキントラブル等でお悩みの方は、お気軽にご相談ください。
診療の基本は、患者さまのお話をよく聞くこと、そして、そこから診療情報を聞き出すこと。
当たり前のことなのですが、大きな病院では、それもなかなか難しいのが現状です。
開業医院ならではの地域医療に密着したキメ細やかな対応をし、専門分野に限らず医療全般の良きアドバイザーでありたいと考えています。
そうあるために、「もし自分が同じ病気なら…」あるいは「自分の家族なら…」と、患者さまの立場になって、良いこと、悪いことを考え、治療への負担を減らす努力を心がけています。
保険診療を基本に、少ない通院回数で治療効果を上げるように考え、手術やレーザー治療をする場合も、日程や内容で柔軟な対応をしています。
しかしながら、開業医院ではできないことが多々あるのも事実です。
当院ではできないこと、わからないことは謙虚に受け止め、大きな病院などの信頼できる医療機関に紹介させて頂いています。
開業医院は、言わば「医療における町のコンビニ」のようなもの…
どうぞ、お気軽になんでもご相談ください。
そして一つお願いがあります。
これは、どこの診療科を受診される場合にも言えることなのですが、もし過去に治療されていた場合には、おわかりになる範囲で今までの治療内容、今までにお使いになっていた薬を教えてください。
新たな一歩につなげるために、どうぞよろしくお願いします。
恐れ入りますが、レーザー治療は終了とさせていただきました。
米国シネロンキャンデラ社製の、ロングパルスアレキサンドライトレーザー(左側の機械)は選択的にメラニンに吸収されるので安全なシミ治療が可能。